日記83

6/19
仕事。無鉄砲なイカレた休日のおかげか、なかなか調子が良い。

フロアに大きめの虫が出て、年配の女性社員が殺虫剤と新聞紙で退治した。「男なのに、こういうの苦手!?」と言われて「ぼくは動きが悪いので」と半笑いで応えてしまったのが悔しい。何が悔しいかって、実際、虫とか苦手なのに障害のせいにした自分の根性が。

6/20
仕事。

6/21
仕事。

6/22
仕事。

6/23
新幹線で博多へ。「稚加榮」で昼食。3回目だけど信じられないくらい美味い。いつか裕福になったら会席を食べに来たい。同行者と太宰府まで行き、九州国立博物館へ行った。こちらは僕は2回目だったし、足も疲れてきたので、ベンチに座りながらちらちらと展示物を見た。同行者はじっくり見て、結構面白がってくれた。その間、ベンチに置いてあった遣唐使についての絵本を読んだりしていた。シブい。
繁華街の方へ戻って、大森さんのライブを見に行った。とりあえず先行物販でグッズを全部買った。(今回のツアーからクレジットカード対応になっている…)今回のグッズはどれも良く思えた。大きなタオルの発色が良くて好き。

コンビニの前でやたらとビールを飲んだあとにライブを見に行った。ライブの内容について、ネタバレを控えて、受けた印象だけ書く。練り上げられたセットリスト。世界観の提示。意外な展開。全力を注ぎ込んだパフォーマンス。一塊になったその力に、今も言葉が見つからない。終わってすぐにもう一度見たいと思ってしまった。うまく説明できない「凄いものを見た」という気持ちと、終演後に大森さんと全然うまく話せなかったのが、初めて大森靖子を見たときみたいだ。今もずっとよく分からない、だけど凄く愛おしいものを反芻しているような気持ちだ。

九州の人と東京の人と一緒に飲みに行って午前1時過ぎに解散した。

6/24
むっちゃん万十のハムエッグ味を3個食べて、「ぎおん太鼓」を買って、家に帰った。

6/25
オフ。

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バンド7 カコトピア

遠くの街の教会の
鐘の音が響いて
私は今日も礼拝に
行けなかったと知った
 
隣で裸で寝ている
髪の長いあなた
食べ残しの肉を喰らい
啜った血を舌で転がす
 
いつまで経ってもどこまで行っても
世界が続くなら
未来に理想は無い
未来は要らない
 
飛び込む電車を待つ人
死にきれなかったミュージシャン
明日はきっと昨日よりちょっとは
ましだから
 
愚鈍な僕の人生は
5000日で終わって
コンクリートの朽ちた部屋で
錆びた鏡と喋り続ける
ひび割れたバスタブの中へ
傷跡を浸して
視界が黒く染まるのを
愉悦して見ていた
 
いつまで経ってもどこまで行っても
何も変わらないから
未来に理想は無い
未来は要らない
 
生まれた事を悔やむ人
憎しみに救われてシンガロング
いつか全てが終わっても空は
青いまま
 
嘘を貫くならここで誓いを立てよう
君をいつまでも愛している
 
飛び込む電車を待つ人
死にきれなかった
生まれた事を悔やむ人
憎しみに救われて
 
シンガロング
シンガロング
ようこそ
この腐ったごみ屑の世界へ
私と一緒に行こう
 
(BPM75 shuffle)

 

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バンド6 赤いプールの子

私のことが大好きな
あなたが好き
他の誰にも渡さない
身体を洗い合おう
 
白いシューズは
アスファルトに溶けて
これ以上歩けない
あなたは限界ね なら
 
赤いプール 赤いプール
赤いプールに二人で浮かぼうよ
赤いプール 赤いプール
赤いプールに二人で浮かぼうよ
赤いプールの子
 
脳髄すり減らして
街から街へ行こう
きみのおなかには
宿ってる命の種
 
黒いブーツは
クリスマスまで待ってて
これ以上歩けない
あなたは限界ね
 
赤いプール 赤いプール
赤いプールに二人で浸かろうよ
赤いプール 赤いプール
赤いプールに二人で浸かろうよ
赤いプールの子
 
この愛はナイフ この愛はナイフ
この愛はナイフ この愛はナイフ
この愛はナイフ この愛はナイフ
この愛は無い  突き立てる
 
赤いプール 赤いプール
赤いプールに二人で浮かぼうよ
赤いプール 赤いプール
赤いプールに二人で浮かぼうよ
赤いプールの子
 
(BPM105)
(5カポ)

 

バンド5 ワースト

犬と猫が騒ぐ昼下がり
光るグラスへ注げズブロッカ
窓を叩き続ける黒い雨
ママは彼氏の所へ消え去って
家賃稼ぐだけで精一杯
次の整形はどこにしよう
明日は涙袋を入れに行こう
 
どこに行っても 何があっても
君の目が 君の手が 君の小指が
最悪に好きだぜ いつか皆 忘れても
白いカンバスに ぶちまけてよ
 
「ホテル代込み3万でいいよ」
爪を噛んでは滲むルサンチマン
ポテチ食べ過ぎたから死にたいな
未来は泣き叫ぶドブの底
喉に絡まる糸にむせ込んで
我に返り丸めて飲み込んだ
僕は君の事を知っている
それでも東京に居るんだね
 
夜を待っていた 明けない夜を
君の目が 君の手が 君の小指が
最悪に好きだぜ いつか皆 変わっても
白いカンバスに ぶちまけてよ
 
最悪な彼女の結末
 
君の目が 君の手が 君の小指が
最悪に好きだぜ いつか皆 忘れても
白いカンバスに ぶちまけてよ
 
(BPM140)
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日記82

6/16
いよいよ仕事が手につかない。何回もトイレの個室で頭を抱えて、がしがしとかきむしった。何一つ全く進まなかった。
ほとんど職場放棄状態で定時1秒で退出。タクシーに飛び乗って家に帰り10分で支度してまたタクシーに乗る。そのまま新幹線に乗って東京へ向かった。本当は身支度もせずに駅へ向かいたかったが、後の負担を考えると一寸冷静になった。レッツゴー現実逃避。

平日の指定席は、一人で出張をしているサラリーマンが多い。だから3列席の真ん中が沢山空いている。

東京駅で、前から話してみたかった人と会った。ビア・バーへ行き、別のバーでジンライムを飲み、もう一軒行ってキールを飲んだ。午前1時半に解散した。まるっきり、楽しかったという気持ちしかない。日常から切り離された、罪のない夜の素晴らしさといったら。

土壇場でとっておいたホテルに宿泊。

6/17
ユニットバスに張った湯に浸かる。旅先のホテルじゃないと朝風呂もできないの、なんでなんだろう。親がそういうイレギュラーな行動に大げさに反応するからだ。高校の時に、貰ったキャンドルを灯そうとしたら、何重にも巻いたアルミホイルの大皿を持ってこられた事があった。
もう少し障害が快方に向かって、準備ができたら早く自活したい。

原宿デザインフェスタギャラリーで開かれている、さいあくななちゃんの個展を見に行った。感想は別途。
ギャラリーの中庭のカフェでポキ丼を食べて、グレープフルーツジュースを飲んでいたら、元彼女が来て、目の前の席に座り、ごめんなさい、好きになってくださいと言い始めた。そのまま目の前で黙りこくってしまったので、立ち去りづらいなと思っていたら、当日券で行こうとしていたライブの開演に間に合わなくなってしまった。どうにもならんので、一旦ホテルに帰り、コンビニで買った牛乳パックを飲み干して昼寝した。

ホテルを出て、トマト坦々麺を食べた。
東京の下町で暮らしているふりをしている。孤独ごっこをしている。
「ごっこ」と言えるのなら、実際は孤独ではないのだろうか?そういうことを思ったので、iPhone越しにそれを某人に話してみたら「孤独を自分の言葉で定義してみろ」という意味のことを言われてしまった。難しい。辞書的な意味を持ち出すのではなく、自分自身によって表現してみろということだ。

即答できなかった。事務員として働いているうちに、自分の中の創造性はここまで失われてしまったのか。寿命と創造性を引き換えに、口座に計上されている数値を得たのだ。そう思った。

思春期にいつまでもつきまとっていた孤独を思い出した。ベッドに横たわって涙を流しながら、自分のこめかみを撃ち抜く透明な銃を発砲し続けていた日々のことを思い出した。
いつまでも叶わない思いがあり、その思いは今でも叶わないままだが、年数の経過とともに透明な銃も錆びつき、引き金が弾けなくなった代わりに、鈍重な安寧が訪れた。鉛色の安心感が日々を包んだ。
それを引き合いに出すなら、自分自身の言葉で定義するのなら、孤独とは「愛せないこと」だ。愛を受け入れて貰えないからだとか、そもそも愛することができない対象だからだとか、理由なんてどうでもいい。断絶が孤独を形成するのだ。それに、この孤独の厄介なところは「愛せるかどうか」だけが問題であって、「愛されているかどうか」は全く要素に含まれていないことだった。

そういう意味では、今の自分は、孤独の棺桶に片足突っ込んだような状態なのかもしれない。

仕方ないじゃないか。
恋だったんだから。

ホテルの部屋でぼーっと発泡酒を飲んでいたら「いまからそっちまで行くから飲もうよ」というDMがきた。
チェーンの居酒屋でナスの一本漬けを齧りながら、お喋りして酒を飲んだ。
その人は「ちょっとさびしいけど」と言いながら、終電で帰っていった。

6/18
チェックアウトして、もう一度さいあくななちゃんの個展へ。絵を見て入り込もうとするほどに圧倒される。呆然としてちょっと泣きそうになった。どうしようもないので、中庭のカフェでハートランドを飲みながら、この個展のどこがどう好きなのかを考えて文字に置き換えようとした。

日高屋油そばと餃子3つ食べてから、髪を切って貰いに行った。油そばというものを食べたことがなかったので、日高屋ならまず基準点にしてもいいだろうなどと思って食べた。魚介と胡麻が効いていて良い。地元に日高屋が無いので東京に来ると行ってみたくなる。そして今日も担当の美容師さんは可愛くて的確で思った通りに仕上げてくれた。京都店を出してくれと頼んでおいた。

品川から、いま新幹線で帰っている。泥濘の中へ帰る。

もう会わない昔の知り合いがつくった「泥濘コンティニュウ」っていう曲が好きだ。もしよかったら聴いてくれないか。時代の廃墟、マイスペースにて。
https://myspace.com/highcollar/music/songs

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「私の絵がロックンロールになったら」さいあくななちゃん個展へのお誘い

さいあくななちゃんの個展を見に来た。

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個人的な、自分なりの芸術鑑賞方法がある。まず作品に対峙する。ずっとその作品と対峙し続けて、その作品が発している答が見つかるまで見続ける。感じ続ける。そういう方法。
さいあくななちゃんの個展も、そういうやり方で対峙してみようと試みた。

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ななちゃんの多くの絵には、女の子が描かれている。一応、「どろちゃん」という名前がついている。でも、便宜上そう呼ばれているだけというか、あまりその個性が強調されることはない。
名前の由来は聞いたことないけど、「泥」みたいに絵の中で色んな形に作られるからかもしれないし、「ドール」みたいに絵の中で様々な役割を与えられるからかもしれない。本人にあえて訊くことはしないでおこうかなと思う。

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多くの絵の中で、どろちゃんは無表情に正面を見据えている。目尻に涙を浮かべていることもあるが、感情表現としての「泣く」までには至っていないように感じる。醒めた表情。煙草を吸っている表情。ギターを弾いていたり、マイクに歌いかけていたりする時もある。感情を抑えているというよりは、虚ろに日々を送っていて、窓際の席で教室の外ばかり眺めている女の子のようなキャラクタが思い起こされる。それは、あるいは僕の記憶と妄想が混濁しているだけなのかもしれないけれど。

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一方、どろちゃんを取り巻く画面は、ひとつひとつ激しく、鮮やかに描かれている。時に「FUCK」だとか「どいつもこいつも許さない」という言葉が描き込まれている。虚ろな表情の女の子と、その子を取り巻く激しい世界。まず、その対比が美しく感じられる。

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とりわけ、ジャクソン・ポロックのような画面の中に、そこに腰掛けるように佇む女の子がいる絵は圧巻だ。この絵の中の女の子は、他の絵の中の女の子より少し強い表情をしている気がする。しかし、その感情を読み取ろうとしても、掴みきれない。背景の激しい赤、黄、緑、ピンクの筆使いだけがそれを表している。

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(前見た時も思ったけれど、)ななちゃんが何を意図して制作しているのかを知りたいと思う。知りたいけれど、作者に訊いても仕方ないので、とにかく作品を鑑賞する。そこで得たものこそが答えなんだろう。正解なんて無いんだから。

幾つかの作品は、テーマを感じやすい。「大人反対」と大きく描き込まれた絵は、まあその通りなのだろうと思える。自分が写った証明写真が貼られていて、上から絵の具で塗り潰されている。あと、さいあくななちゃんが誰かに向けて描いた絵とか、自分自身のその時の集大成的な作品もいくつかある気がする。そういう絵は、これまで描かれた絵のモチーフが散りばめられたりしていて、ロックバンドのベストアルバムのジャケットみたいな趣きがある。「この絵のこの部分はここだな」という風に発見があるのが楽しい。

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一方、それ以外の、ななちゃんが日々の中で描き続けている作品は、主題を見つけるのが難しい。(というか本人がテーマは決めずに描くことが多いと言っているのを聞いてしまったので、そういうことなんだろう。)そこには、日々の感情の移ろいが瞬間的に保存されたような絵がある。そういう絵が、ものすごい量、ある。そして、それらの絵が個展の時にひとつの空間を埋め尽くす。溜めに溜められた日々の感情が、個展の会期中に放出され続けて、爆発し続ける。そういうところが、さいあくななちゃんの絵が、個展が、好きな理由なのかもしれない。

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そして、やっぱりそれは、アティテュードとしてのロックンロールに通じていると思う。ずっと部屋やスタジオに籠もって、練習を続けて、ライブステージで熱狂的に放たれるロックンロールに。

ななちゃんはいくつか曲を作っている。多くは自分の思いを率直に歌ったものだ。その中に「私の絵がロックンロールになったらいいな」と何度も歌い続ける曲がある。(https://youtu.be/YnSKuey-jGE

鑑賞している僕の側からすれば、ななちゃんの絵は既に思いっきりロックンロールだ。でも「もっと、もっと」と、ななちゃんがロックンロールになろうとする営為を、自分を叩き上げ続ける行為を、絵を通して見せられていると、これからもっと凄いものを見せてくれるんじゃないかと、さらに期待させられる気持ちが湧いてくる。僕はさいあくななちゃんの絵が好きだ。好きだからこんな文章を書いている。そして、あらゆる人の手の中に四角い画面があって、極めて簡単に画像にアクセスできる環境の中、本当に言いたいのは「芸術は 実物を 見ないと 分からない !」ということだ。さいあくななちゃんの描くものが本当に好きだから、実際に絵を見られる機会があったら、一度足を運んでみて、体感して、見てほしいなって思う。

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日記81

6/8
仕事。

6/9
仕事。

6/10
「cafe1001」でランチ。同行者がチョコミントパフェを食べたいと言うので来た。ぼくはそんなにチョコミント好きではない。以前は、近所の人気カフェという印象だったのに、チョコミントブームのせいで「行列のできる有名カフェ」になっていた。京町家でのんびりとカフェをやりたそうなご主人、ちょっと辛そう。しかし相変わらず美味しい食事と、上品な甘みと見映えの良いパフェにはとても満たされた。ササッと食事して退出。空いている時にまた来たい!

植物園で兄一家と合流してから、実家で食卓を囲んだ。

6/11
午後に分譲マンションの内覧に行った。条件的には高いレベルで気に入ったけれど、こういうのは何部屋か見て考えるものらしい。高い買い物だから、そりゃあそうか。来週も予定が合えば見に行く。
資金計画を立ててみたけど、当然ローンを組む必要があるので、コツコツ貯めていた貯金なんかほんと大したことないんだなあと思った。

時々「自分の身体を自分で壊してまで特別扱いしてほしかったのか」って思う。自分に対して。今日も障害手帳でタクシーを割引して貰った。夏は両腕の自傷痕が目立ちやすい。気がひける。

6/12
仕事。酒。

毎日感情を焼き殺している。
結局、何がしたかったんだっけ?

6/13
仕事。ぼんやりしていたら遅刻しそうになった。最近、背中の左下あたりにずっと違和感がある。

350mlの発泡酒を4缶飲んで寝た。5缶目は体に入りきらなかった。起きたらテーブルの上にそのまま放置されて、ぬるくなっていた。

6/14
仕事。過食。酒。

6/15
仕事。過食。酒。
シゴトカショクサケシゴトカショクサケってずっと言い続けたら、エキゾチック系のパーカッションっぽくない?何言ってんのか分かんねえ?俺もだよ。

日曜に見に行った物件が売れてしまったというメールが不動産から来た。あんまり惜しい気持ちにならなかった。むしろ自分の見る目は正しかったんだなあという気持ちになった。買う気も無いのに見る目ばかり養ってるなら宅建でも取って不動産屋に転職しろよ。ばーか。

最近、平静を失っている。でもなんか、知り合いみんなそういうモードな感じもする。季節のせいか。ぼくは気圧のせいにも季節のせいにもしない。全部自分のせいにする。

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