日記7

7/14
有名人にも学校の先生にもなりたくない。だって顔が売れるって怖くない?あのひとがあの店に居るのを見たよとか、何してたよとか、一方的に認識されるのってこわい。だから、高名な人になりたい気持ちも少しはあったけれど、ぼくはサラリーマンになった。目立たず、穏やかな生活をしたいから。そうでしょう?今週もおつかれさま!

僕が仕事に行っている間に、祖母が、郵送で届いたピエールフェスのチケットを受け取ってくれていた。今度凛として時雨聞かせてみようか?

7/15
東京へ。
池袋でひつまぶしを食べる。
中学生の頃は、テレビ番組で芸能人が当然のように東京の地名を言う(特にローカルネタを使うのはとんねるず石橋貴明というイメージだった)のが嫌いだったけれど、大体の地名を知ってからは何も思わなくなってしまった。ゲンキンなやつ!
東京に来ると、テレビ番組は東京に向けて作られている事がよく分かる。我々はそのおこぼれと「おはよう朝日です」と「ちちんぷいぷい」を頼りにして日々を暮らしている。

7/16
夕方に、懇意にしている佐々木を含めた4人でビールを飲みに行った。店を決めようとiPhoneで検索して「HUBよりも、ちょっとだけいい感じのお店がいいな〜。おっ、この82っていう店おしゃれじゃない?」という感じで行ってみることに。到着し着席して「なかなかええやないの」と満足した後に、この店が「82(はぶ)」を文字ったHUBの系列店だと気付いた。店内もよく見たらほぼHUBといっしょだ!結局HUBか!結局!
でもHUBで十分な舌なのでビールは美味しかった。

そのまま少し足を伸ばし、カブトムシゆかりのトークショーに半ば勢いで行く。カブトムシゆかりの、なんかリアルに手の届きそうな可愛さが良い。というのが佐々木と僕の中で一致した意見だ。少し開場に遅れて着くと、昆虫好きなフランス文学者と、カブトムシゆかりが、思いの外格調高い雰囲気で「プラチナコガネにカメラマンが写り込まないように撮影するにはどうすればいいか…」なんて話をしていた。会場も虫あるあるが披露される度に「ほほう…」というような感じで盛り上がったりしていて、なかなかにカルチャーショックだった。
僕と佐々木は、カブトムシゆかりのタレント性に惹かれて来場する客が大半だと想定していたのに、現実は「虫クラスタ」というか「虫界隈」の客が殆どだったのだ。平均年齢も高く、良い意味で大人びた客層だった。
しかし、カブトムシゆかりも「自分のタレント性が好きなのか」「虫好きから自分にたどり着いたのか」という二つのルートにかなり自覚的なようだった。おまいつらしき前列男性に「この人は虫が好きじゃないのにいつも来てくれる」とか、逆に蝶々のTシャツを着た女の子のお客さんに対して「この間、昆虫採取にこの子と一緒に行って〜」とか上手くお客さんを弄り、対談相手のフランス文学の先生を転がし、トークを進めていた。テレビで見たことあったけど、衣装の布面積が小さくて、肌面積が大きかった!ゆかり可愛いよゆかり!すげー、これが東京!

最後の質疑応答でも「親子で虫好きなのに、子が思春期を迎えると虫好きを一旦隠してしまう」(同意多数)、「虫で将来食べていくにはどうしたらいいか」「普通に農学部に行くとアース製薬で虫を殺す研究ばっかりするようになってしまう。昆虫分類学では食えなくて死ぬ。昆虫応用学が研究分野なら一番」など、虫界隈特有のトークが聞けて興味深かった。ショーの終了後に、複数のファンがカブトムシゆかりに虫を贈るという光景がとてもインパクトがあった。

公園で手持ち花火をしてから帰った。
ビール、虫、花火。
夏だね。
http://youtu.be/XNbQd0Fh9Wo

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