日記26

9/12
仕事。
夏休み制度による休暇がまだ残っているので、明日は休むことにした。


9/13
曇り空にカーテンを引いて、エアコンをつける。丁寧に好きな音楽を聴く。


自らを沈ませて 苦しさの反動で
なんとなく 押し返す
https://youtu.be/e_SdOrwv56I


SONIC YOTHとか(そこから影響を受けた)NUMBER GIRLの、ゲインが少ないのに激しいギターの音が好きだ。まさに「騒やか」という感じの。ベースヒーローはいつまでも中尾憲太郎だし。


季節の変わり目のせいか、喉と舌に痛みがある。薬を飲みながら断続的に短い睡眠を取る。日が暮れたら麦酒を飲む。母が弾いているピアノの音が頭の中でハウリングする。もう1缶。文句は無い。別に、誰に対しても、どの過去に対しても。もう1缶。もう話す価値もない。他人だから話しかけられても「誰だっけ?」と思ってしまう。そんなのはじめからか。今更。手遅れなことが多過ぎて、手をつけようとすら思わない。ゆっくり朽ちていく。


酒に廻された散漫な思考をちりとりに掃き込んで、明日に備えて眠った。


9/14
喉と舌がさらに腫れて痛む。静かに仕事を進める。押し黙りながらという方が、正確かもしれない。帰ってきてすぐに秋布団を引っ張り出して眠る。最近、寝ている間に足が冷えて、次の朝立とうとする時に結構な違和感があったから、もっと早めに出せばよかったかもしれない。


歩けないという事実が、人生を右に左に引きずり回していく。それは時に推進力になり、時に強い妨げになる。でも、今はそれを中心に据えてやっていくしかない。これ以上歩けなくなる前にもっと病院に通わないといけないし、少しでも生活基盤を固めるために仕事を(あるいは貯金も)しなければならない。ありがたいことに働ける場所はある。しかしそれは「歩けない」という要素以外の自分を外縁に押しやっていく作業でもある。アイデンティティが組み替えられていく。苦しさの緯度と経度が変わっただけか。
浅い眠りが続くから夢を多く見た。大森さんが夢に出てきてくれたから、ありがとうって思った。


9/15
午前の仕事中に突然元気になった。元気になった、というか正気に戻ったという感じだ。霧が晴れるように、栓が抜けるように、スポッと何かが治った。何だったんだ?まじで脳神経がきちんと働かない病気とかだったんだろうか。明日から連休とはいえ「華金効果」では収まらないくらいの抜けっぷりだった。連絡をよく取り合っている人には、最近の自分の態度を謝った。


夜にあおいちゃんと少し電話をして、このことを話すと「躁転ですか?」と返された。相変わらずキレとコクがある。


というわけで、今週の勤務が終わった。
雲ひとつない秋晴れを見るまでは死ねない。

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