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日記37

10/31
仕事。
時間が経つのが早く感じるのは、精神が緩慢になっているからだろうか。気がつけば定時で、そそくさと帰った。
10月が終わった。生まれた季節は負うものが多すぎて、一歩ごとに体が軋む。
大森さんはなんで生まれた季節が大好きって言えるんだろう。
大森さんが生まれた日のあたりは、高校の文化祭の時期だったな。

11/1
冬の雨の朝は静かで、夜が明けたとは思えなかったので、うっかり遅刻しそうになった。そもそも寒くて布団から出たくなかった。
叶いもしない想像をして、叶わないから気分を害す。そんなことを繰り返している。きっちり仕事をして、対価を貰って生活することに意識を集中させよう。
仕事、仕事。

仕事。

雨は明け方だけだったので、濡れずに済んだ。
下肢障害なりの生活が身についてきた。傘を差せないこと、長時間立っていられないこと、体力が無いこと、ひとつひとつの動作に時間がかかること。それ以外は「普通」に近づいていっているような気がする。
ただ生きることを。

11/2
仕事。
仕事中に突然、酷く悲しくなった。
全身から力が抜けて、身体中が熱くなったあとに、魂が冷たく抜けていくような、酷い悲しさだった。
あの時、ああしていれば、こうしていれば、そんなことが頭に浮かんだ。
化学繊維の安物のスーツを着て、よくわからないデスクで、こんな場所で、何をしているんだろうか。
麻痺した足で。
僕にあり得たはずの未来は、どこに行ってしまったんだろうか。

ただでさえ他人より不利なんだから、しっかり暮らさなきゃ。

11/3
祝日だけど仕事。父に車で送ってもらう。文化の日は「晴れの特異日」で、様々な気候要素が絡んでも、統計上晴れる可能性が70パーセント以上なのだと、テレビで言っていた。

帰ると、仕事が休みの兄家族が来ていて、みんなですきやきを食べた。
父は博識なのだけど、酒が入るとひたすら博識を披露するモードになる時がある。今日とか。

お開きになったあとは、録画していた、根本宗子の「夢と希望の先」を観た。

叶いもしない想像が絶えることは絶望だと一昨日は思ったけど、想像をして、それを叶えることが夢で希望だよな。

大森さんの夢をよくみる。

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