日記75

5/15
仕事。ワイシャツを3枚買った。はるやまとP.S.FAにある「i-shirt」が良い。口先だけのアイロン不要シャツが跋扈する世の中、このアイシャツシリーズだけは洗濯後にアイロンをしなくても本当に問題無く着られる。真実はここにある!心のオアシス!比類無きサンクチュアリ

5/16
仕事。ギターを弾く。

5/17
仕事。飲酒。

5/18
仕事。疲れ果てて帰宅後すぐに寝た。歩く時に変に圧迫されているようで、右足親指の爪の形がおかしくなっている。病院に行かなきゃ。仕事がごたついていて、なかなかリハビリに行けない。

5/19
仕事。帰宅後すぐに寝てしまい、深夜に起きた。ぽちぽちとLINEをしながら、歌詞とコードを取る。2時過ぎに再度就寝。

5/20
5時に起床。支度をして東京へ向かう。今日は「湯会」の日だ!
7時の新幹線で、知人と隣同士の席を取って一緒に向かった。仕事の話とか恋愛の話をきゃいきゃいと喋っていたらすぐに東京に着いてしまった。道先を上手く案内してくれたり、すぐに次の行き先の確認をしてくれたりして動きやすかった。良い同行者だ。

大型銭湯の大宴会場で鳴り響く音楽。思い思いに踊る人たち。酒と食事。リストバンドでツケ払いをして退出時に清算するシステムだから、これは実質無料だろう!などと暴論を叫びながらビールを飲んだ。「湯会」はとても楽しかった。大森さんがいつも色んな場所に連れて行ってくれる。大森さんが居なかったら今頃どうなっていたか。

湯会の後、新宿モーションでキクイさんの誕生日記念ライブを見た。高野京介と続・1997年や、うみのてメンバーによる演奏など、見たかったバンドの音を浴びた。湯会で騒ぎ過ぎて喉が痛かったから、佐々木が飲み干したドリンクのあとの氷を貰って、幾つも噛み砕いていた。

夜は「ホテル検索サイトに載っていたけど、どう見ても風俗用のレンタルスペースだなこれ」に宿泊した。安価で自分にとって必要な設備が整っていたけど、とにかく周囲の治安が悪い。再訪は無いかもしれない。怖いし。

5/21
今日も東京。待ち合わせをして、銀座の「喫茶you」へ行き、ふわふわのオムライスを食べた。「オムライスは飲み物です」という標語が脳裏に踊るほど、とろとろでふわふわだった。人気店なので開店前に到着しないと行列になるようだ。
その後、渋谷でオリエント工業ラブドールの展示と、高円寺はやとちりギャラリーでの毛並みんの展示に行った。初めて本物の毛並みんに会った。毛並みんは良いなあ。毛並みんは良い。
中野のスタジオに入ってから帰宅した。

5/22
土曜は音楽三昧、日曜は鑑賞三昧の日だった。色んな思い、人、芸術、美しさに触れた。自分の頭も少し深い所に入り込んでしまったらしい。一日中身体が熱かった。疲労もあった。本当は2日間に起こったことをもっと詳細に書き留めておきたいけど、それには強いバイタリティが必要だし、それをすると、さらに深いところに入り込んで行ってしまいそうだった。自分が芸術家ならその作業をするべきなんだろうけど、僕は(ある一面に於いて仮にそうだとしても、実際のところ、)違う。朝は決まった時間に起きて、スーツを着て、デスクに就いて、AをBに書き換えたり、BをCに作り替えたりする作業をする事で、金を貰って、その金によって生活している。そこには美しさや多様性は求められていない。理知と、冷静と、整然とした「仕組み」が求められている。そして、「仕組み」の管理者に近ければ近いほど、多くの金が手に入ることを経験的に知っている。一段深い所から自分を見ると、そうやって暮らしている自分は、狡い日々を送って、嘘で塗り固められているような気がする。嫌な感触だ。しかも、深い場所からの視点とは、俯瞰ではなく、暗がりの中から注がれている。正しさや間違いを超えた場所に在る。危うさを孕んでいる。今日は仕事には行った。行ったよちゃんと。でも1日中苦しくて、突然吐き気がするほど肩が痛くなったから保健室で湿布を貼って貰った。体調が悪いと言い残して、定時過ぎにすぐに帰った。帰宅して一旦眠って、1時間ほどで汗をかきながら跳ね起きた。貪るように飯を喰らい、豚のように寝転んだ。自分の深部をずっと覗き込んでいると、本当に欲しくて永遠に手に入らないものが色褪せた写真のように、もう手遅れで永遠に回復されないものが砕けた硝子細工のように、ぽつりぽつりと、色んな所に落ちていた。そこには誰もいない。墓碑すら無かった。
よく分からない。何もかも。午前1時前にふと眠気がきたので、それに飛び乗って逃げることにした。

5/23
早朝に目が覚めた。少し反芻して考えて「やめよう、こんなことをしていたら死んでしまう」と思った。

生き残るために、謙虚と空白が必要だった。

分かる?あなたならきっと分かると思うけど。つまりこれが、ぼくが「そつない人生を創る」と言った意味だよ。

秩序を再構成する必要がある。ハレをケにきっちり戻す必要がある。傍から見ていてつまらないかもしれないけど、僕は僕の人生を傍から見ているわけにもいかない。
今日も仕事に行く。

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